シャーアンバーの幼苗です。写真のように元気に育っていますが、もう少しここまま育成を継続し、根の分量を増やした方が安全です。根にストレスをかけると枯らすリスクがありますので、挿木当初から育成されているこのポット(鉢)ごとヤマト便で発送します。必ず、この鉢のまま、これから4月を迎え暖かくなるまで室内の陽の当たる窓際などに置き、育成継続してください。幼苗は根が十分出ていないので主幹を引っ張ると抜けてしまう可能性があるます。慎重に保水のビニール梱包などを解体し、箱から取り出したら、すぐに給水して下さい。4月後半になれば根は十分回っていると思いますので、伸びた幹が垂直になるよう4号のスリット鉢に植え替えてください。そして育成状況を見ながら、さらに6号へと小まめに鉢上げして下さい。いきなり大きな鉢に植え替えると、成長が遅くなるだけでなく結実しない可能性があります。

この苗木は実際に育て、結実させ、食味確認をしています。3枚目以降の画像がそれで、果実とこの苗木の母木の写真で、シャーアンバーの特徴もご確認いただけると思います。

シャーアンバーは一番お勧めしたい品種です。葉が出ても、そこに果実らしい痕跡が発見されないとガッカリしますが、貧産になりやすいビオレソリエスやカロンと違い、この品種はほぼ確実に実を付けてきます。むしろ摘果の心配をさせられるくらいで、幹がまだ細くても実を付けてきますので、その方が心配です。また、実のサイズも中型以上で皮も硬からず柔らか過ぎずで食べ心地が極めて良好です。味は甘いだけでなく、混合したフレーバーは奥行きがあり、同種のものとは一歩抜きん出た濃い旨味が感じられます。育成当初は味のことを悪く言う情報なども見ていましたので、豊産性を評価し育ててきましたが、実際に食べてみると、いくつかの手持ちの中果、大果品種をリストラしたくなるほど、美味しさが一歩抜きん出ていました。あくまで個人の主観的感想ですが、この品種は栽培し、自分でその実力を確認するための時間をかける価値があるでしょう。

挿木時期はポットに挿入されている品種名ラベルの裏側に記載しています。外気温の状況、苗木の成長状況を勘案し、適時に施肥、鉢増しをして下さい。

配送はヤマト便コンパクト(送料台)で、基本的に支払い日当日か翌日に発送します。まとめ配送対応します。幼苗2個までコンパクト同梱、3個の場合は苗木の状況でコンパクト、あるいはコンパクトでない宅急便(送料から)となります。3個以上は宅急便となります。なお、オークションの取引実績のない新規の方の一部にはイタズラ入札をされる方がおり、迷惑しています。恐縮ですが、他の入札者の方にもご迷惑となりますので、コメント欄で本人認証されていることと、ご購入意思があることをご申告いただかない新規の方(アカウントを作ったばかりで、オークションの取引実績のない方)は、入札されましても削除させていただきますので、予めご了解ください。
また、オークション出品写真の無断使用は固くお断りします。